マイナス金利で一時払い保険商品の販売を取りやめ

日本経済新聞:ソニー生命、一時払い保険など販売停止 運用難で4商品

生命保険に加入すると年齢や健康状態に応じて、保険商品ごとに定められた保険料を支払うことになります。一般的には毎月決まった保険料を銀行口座から引き落としてもらう形を取っていますが、「一時払い」といって一括ですべての保険料を払いこんでしまう方法もあります。

この一時払いにすることによって保険料の総支払込額を抑えることができるというメリットがあり、貯蓄性の高い「終身保険」「養老保険」「個人年金保険」などは一時払いにすることによってさらに利回りが高くなります。

保険会社は顧客(加入者)から預かった保険料を保険金支払いの準備金として充てるだけではなく、株などの運用や国債の利回りなどで増やしています。これが予定利率と呼ばれるもので、マイナス金利になったことによって国債の利回りが0.1%を切るようになり運用による資金増加を見込めなくなっています。

そのため保険商品の一時払いでの販売を取りやめる保険会社が相次いでいます。それでは資産運用という側面も見込んでどのような生命保険を選ぶべきなのか?1つは運用利率が高いオーストラリアなどの豪ドル建て保険で、円高のうちに加入し円安になった時点で保険金を受け取ると為替変動による利益も生まれます。そのため加入する時期がポイントとなります。

もう1つは株の運用実績に応じて保険金が変わる変額保険で、これからの景気が上向きになると判断できればおすすめできるものです。マイナス金利になったことにより投資が進むことも予測されており、どの分野で運用されているか見極めて保険商品を選ぶことも大切なポイントとなります。